部屋に花を飾りたいけど、お手入れが苦手ですぐに枯らしちゃう…。お値段も少々高くて手が出せない…。
そんな悩みを持つ人が一番に思い浮かべるのが造花ではないでしょうか。
造花は期間や季節を問わず美しく咲き続けてくれる魅力的なお花ですよね。
そんな造花の中でも1番と言っていいほど身近で手に取りやすい100均の造花を、より一層おしゃれにするポイントやアレンジ方法をお伝えします。
でも、100均の造花ってチープなんじゃない…?とマイナスのイメージを持っている方も多いと思います。
そんなことありません!実は100均の造花は魅力がたくさん詰まった商品なんです!
この記事を読み、ぜひ100均の造花を使って日常に彩りをプラスしてみてください。
100均造花の特徴・魅力
100均には常に町の花屋に負けないくらい、たくさんの造花が並んでいますよね。とてもカラフルな空間で、私は見ているだけで気分も明るくなってしまいます。
しかし、大体の人がその造花コーナーを素通りしているのではないでしょうか。
実際に私も前までは100均の造花なんてどこに使うの…。と見向きもしていませんでした。
だからこそ素通りしてしまう人の気持ちは分かります…。分かりますがとてももったいないです!
これから紹介する魅力に気づき、今度100均に立ち寄った際にはぜひ造花コーナーを覗いてみてください。思わず手に取りたくなってしまうはずです。
クオリティの高さ
初めにお伝えしたいのは、100均で売られている造花のクオリティが高いことです。
「えっ、100均の造花ってクオリティ高いの⁉」と驚いた方もいるかもしれません。100均の造花=チープという思い込みの方が多いのではないでしょうか。
まるで本物のような色合いだったり、花びらの立体感たっだり100円でここまで再現できるのかと驚くような高いクオリティの商品がたくさん揃っています。
近くでよく見ないと造花だと気づかないものも多いです。
私も初めて100均の造花に興味を持ったときは、そのクオリティの高さに驚きました。
今まで思い込んでいたイメージとの差がありすぎたので、その衝撃は今でも覚えています!
しかし、すべての商品がそのようだとは言い切れないので見極めて購入する必要があります。
種類が豊富
とにかく100均の造花は商品の量が多く、豊富な種類が展開されているのも魅力の一つです。
花の種類に関しては、定番のガーベラ、バラなどをはじめ季節の花や仏花、ドライフラワーまで並んでいる店舗もあります。
たくさんの花が並んでいてその種類の豊富さに圧倒されてしまいます。
私はそこまで花の種類に詳しくないので、名前を耳にしたことがないような花まであり、こんな名前のかわいい花があったんだと新しい発見ができるくらいです♪
造花にあまり興味がなかった方の中にも、仏花は造花を使用しているという方も多いのではないでしょうか。
私の家庭でも仏壇には100均の仏花を使用しています。買い替えやお手入れの必要がなくいつまでもきれいな状態を保つことができるので手放せません。
まだ使用したことがない方は、100均に行った時にぜひ見てみてください。
また花だけでなく、フェイクグリーンやベリーなどの木の実、多肉植物なども充実しており、雰囲気を簡単に変えることができるのでアレンジの幅も広がります。
豊富なのは花の種類だけでなく大きさ、形状なども幅広い展開がされています。
大きさは、大きいフラワーベースに入れても埋もれないくらいのものや、ブーケにぴったりのもの、牛乳瓶に入れられるくらいのさらに小さいサイズもありました。
人により飾りたい大きさや、持っているフラワーベースの大きさは違うと思うのでたくさんのサイズがあるのはとてもうれしいですね。
形状に関しては茎がないものやガーランド状のものなどもありました。
どれにしようと悩んでしまうくらい魅力的な商品ばかりです。
アレンジに向く素材
100均の造花は簡単にハサミで切ることができたり、グルーガンでくっつけることができたりアレンジしやすい素材なのも大きな特徴です。
ワイヤーが入っているものに関しては自由自在に形を変えることができたり、束ねることも簡単にできたりするので、あまり器用ではない方でも扱いやすい素材だと思います。
それから先ほどの説明した通り、大きさも幅広い展開がされているので作りたい作品に合う大きさがきっと見つかるはずです。
アレンジをする際は実物大ではない、小さいサイズの花を使いたい時も多いと思います。そういうときにも100均の造花は役に立つはずです。
何より、始めてアレンジに挑戦してみたいが、失敗してお金が無駄になるのが怖いという方でも100円という安さなら手が出しやすいと思います。
100均の造花を高見えさせるポイント
次は100均の造花をより一層おしゃれに高見えさせるポイントです。
造花はやはり生花と比べるとチープさがでてしまいますよね。しかしポイントを意識することでリアルな印象を作ることができたり、チープさを抑えたりすることができます。
これから紹介するポイントさえ押さえれば、センスに自信がない私でも簡単に素敵な作品を作ることができます。
だから、初めてでうまくできるか不安という方でも大丈夫です。
逆に初心者の方はこれらに注意しないとまとまりのない印象になってしまうかもしれないので必見です。
お花の選び方
高見えさせる始まりはお花を選ぶところからです!始めが肝心です!
注意するべきところは造花の色合いと造りです。
- 花の色合い
- 葉と茎の色
- 造り
皆さんが想像する「これぞ造花!」というものはどんなものでしょうか。
大体の人が想像するのが、色が鮮やかすぎるものだったり、単色しか使われていなかったり不自然なものだと思います。
色合いは鮮やかすぎる原色ではなく自然に近い絶妙な色合いのものを選ぶことでリアル感を出すことができ高見えさせるポイントです。
また、単色のものではなく花の中心から外側に向かってグラデーションががきれいな花は自然な印象を感じるのでそこにも注目してみてください。
花の色だけでなく、葉と茎の色にも注目してほしいです。
ほとんどの造花は、茎がプラスチックの生地で葉は花の部分と同じ布のような素材が使われています。
素材の違いにより中には葉と茎の色が違いすぎる商品があります。
花の部分はリアルだけど茎と葉の色の違いから造花だとすぐに分かってしまうなんてこともあるので全体を見て購入してみてください。
造りについては立体感や動きがあるものを選ぶことが大事です。
花びらの素材にシワがあるものや形に多少の違い、歪さがあるものは、花に動きが出てリアル感が増します。
生花は当たり前ですが1つ1つに違いがありますよね。造花も同じで違いがあると自然に近い印象になります。
花びらについては、枚数が多い花の種類はそれだけで立体感が出るので高見えするものが多いです。
しかし、花びらの生地が薄すぎてしなっと垂れているものもありますよね。
そういうものはチープさが出やすいのでさけ、花びらの生地がしっかりとしている商品を選べるといいです。
花瓶・フラワーベースにこだわる
フラワーベースに高級感があるものを取り入れるだけで造花も高見えします。
実際に試してみると分かりやすいのですが、フラワーベースによって雰囲気がぜんぜん違う印象を受けます。
料理と同じで使われているお皿によって同じものでも印象が変わってきますよね。
家庭の料理でも、ホテルで使われているようなお皿に盛り付ければあっという間に高級料理です。
チープさが強くなってしまうものは、高級感があるフラワーベースを試してみるとチープさが抑えられることがあります。
いろいろな形、素材を試してみて自分のイメージに合ったものを見つけてみてください。
フェイクグリーンを上手に取り入れる
造花を部屋に飾ろうと思って買いに行った時、造花のみを購入しようとする人も多いのではないですか。
造花のみもいいですが、フェイクグリーンがあるとないとじゃ印象が違ってきます!
フェイクグリーンを取り入れると、隙間をうめることだけでなく、花を引き立たせることができます。ほどよく緑色が加わることで全体のバランスもよくなります。
造花を選ぶときに、フェイクグリーンも組み合わせながら選んでみてください。
また、フェイクグリーンがあるとボリューム感が出て作品に動きを出すことができます。何か物足りないな…。不自然だな…。と感じたらフェイクグリーンを取り入れましょう。
花の色に対して葉の色がもっと薄ければ、濃ければいいのに…。なんて時にもフェイクグリーンは役に立ちます。花の色に合った自分好みの緑色を選ぶことができます。
私は濃い緑色の葉よりも、黄緑色が好きなのでフェイクグリーンは欠かせません。柔らかい印象の作品を作ることができます。
色合いを考える
お花を組み合わせるときに大事なのが色を使いすぎないようにすることです。
カラフルな花束はとてもかわいいですが、まとまりを出すことがとても難しいです。
センスに自信がない方は、始めに花の色を2色に抑えると、まとまりのあるおしゃれな花束ができると思います。
同系色やグラデーションになる色を使うのもおすすめです。同じ色でも違う種類のお花を合わせるのもかわいいですね。
100均の造花だとはいわせない!
最後に100均の造花を簡単にワンランクアップさせるアレンジ方法を紹介します。
今回は材料が比較的少なく、難しい技術を用いない3つのアレンジ方法を集めました。
造花をアレンジするのが初めての人にはぴったりです。
スワッグ
材料:造花、ワイヤーや輪ゴム(まとめられるもの)、リボン
①造花の長すぎる茎や、余分な葉を取り除く。
②花を束ね、輪ゴムやワイヤーで固定する。
③輪ゴムの上にリボンを結ぶ。
スワッグは造花を束ね、りぼんや麻のひもなどで結ぶだけの簡単な工程でワンランクアップしたおしゃれな作品になります。
お花やフェイクグリーンの組み合わせが重要になるので先ほどのポイントを意識してみてください。
ハーバリウム
材料:造花、透明な容器、ハーバリウムオイル
①花の大きさを調整し、配置を決める。
②容器にオイルを少しずつ注ぎ花を入れる。この作業を繰り返す。
③蓋を閉めて完成。
ハーバリウムを作るのは難しいイメージがありますよね。しかし、ハーバリウムオイルさえあればあとは身近にある材料でできてしまうのです。
私は学生の頃、文化祭の催しで100均の造花と容器を使ってハーバリウムを作った経験があります。
作る前はハーバリウムって作るの難しいんだろうなと思っていましたが、体験してみたらとても手軽に作ることができました。
光の入り具合が何とも美しくずっと見ていたくなります。プレゼントにも最適です。
フラワーボックス
材料:造花、ボックス、グルーガンやボンド
①造花の茎を取り除く。
②箱に詰めレイアウトを考える。
③グルーガンやボンドで固定していていく。
美しい花がたくさん詰まったフラワーボックスも、簡単に作れてしまうおすすめのアレンジ方法です。
100均にはフラワーボックスに最適な箱も多く並んでいます。ボックスの色合いに合わせながら造花を選んでみてはいかがでしょうか。
私はナチュラルな木の素材のボックスがとてもお気に入りです。ぜひ、自分の好きなボックスと花で作ってみてください。
まとめ
- 100均の造花は安さだけじゃなく、高いクオリティや豊富な種類、扱いやすい素材など魅力がたくさんある
- 自然な色合いと立体感がある造花を選ぶと失敗しにくい
- フラワーベースに高級感があるものを取り入れると造花も高見しやすい
- フェイクグリーンには、花を引き立たせる効果や、物足りなさを埋める効果がある
- いろんな色の花を使いすぎないことで、まとまりのある印象の作品になる
- スワッグやハーバリウム、フラワーボックスは材料が少なく難しい技術を用いないおすすめのアレンジ方法
いかがでしたか。100均の造花は安さだけではなく、高いクオリティからアレンジのしやすさまで魅力がたくさん詰まった商品です。
とにかく、種類が豊富で飾りたくなる花がきっと見つかるはずです。
アレンジも手軽にできるものばかりで、100円という安さなら尚更手が出しやすいと思います。
ぜひ、100均の造花で日常に彩りをプラスしてみてください。
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