みなさんは、防災の備えはしっかり出来ていますか?
もしも今災害が起きたら…そうなってからでは遅いのです。
いつ何が起きるか分からないので、自分や家族の命を守るためにも、最低限出来ることはしておきましょう。
防災の備えとして準備するのにおすすめなのが防災リュックです!
防災リュックとは、避難するときに持ち出す防災グッズをいれたリュックのこと。
リュック型は背負えて両手が空くため、とてもおすすめです。
しかし、ただ防災グッズを詰めればいいわけではなく、確実に安全な避難をするための工夫が必要です。
また必要最低限といえど、性別や年齢によって持ち出すものも違ってくると思います。
なので、防災リュックを作るときはその中身と容量が重要になります!
そこで、防災リュックを作るときのおすすめを大調査してみました♪
防災リュックでおすすめなのは単品で選ぶこと!?
防災リュックと言えば、すでに中に最低限の防災グッズが入っている「防災セット」がありますよね。
もちろん初めから完成しているセットを購入してもいいのですが、出来れば単品で買うことをおすすめします!
なぜなら、一般的に最低限のグッズだけでなく、その時の自分が最低限必要なものを入れることが重要だからです。
さらにセットで売っている防災リュックよりも単品の方が種類も豊富なので、自分が使いやすいものを選べることも魅力です!
防災グッズとリュックを単品で購入し防災リュックを自作することで、もしもの場合でも安心して使うことが出来ます♪
そこでそんな防災リュックを選ぶときにおすすめなポイントを3つ紹介します!
背負っていても疲れにくい
災害の状況によっては、安全な避難所まで行くのに時間がかかってしまう場合があるので、長時間背負っていても疲れにくいものを選びましょう!
防災グッズをいれたリュックは重いので、背中にクッションが入ってたり揺れないように体と固定できるものがおすすめです。
そうすることで、体にかかる負担を減らして疲れにくくすることが出来ます。
登山用のリュックなんかは疲れにくい仕様になっているものが多いので、防災リュックに向いていると思います♪
防水加工がされている
雨天のときや水害があったときだと、防災リュックの中身が濡れてしまったり使えなくなってしまったりするので、防水であると安心ですよね。
持っているリュックが防水仕様じゃないなどの場合は、防水カバーをつけておくのもいいですね。
特に、食料や衣類は濡れないように防水袋に入れるなどして、対策しておきましょう!
反射材が付いている
見通しが悪い夜間や雨天のときに避難しなければいけなくなっても、反射材が付いていたら他の人に見つけてもらいやすくなります。
出来れば前から見ても後ろから見ても分かるように、反射材が付いてるとベストです。
家族同士で行動していてもはぐれにくくなり、より安全な避難に繋がるのでおすすめです!
防災リュックにおすすめの中身とは?
防災リュックは基本的に1人に1つを用意するようにしましょう。
避難所で2、3日過ごすことを想定した大人1人分の最低限必要な中身を分類ごとに分けて紹介します。
- 500mlの水(冬場は1本、夏場は2本が目安)
- そのまま食べられるもの(カロリーは高めがベスト)
- 季節に合った衣類(上下)
- 下着靴下(2足)
- 軍手
- ヘルメット(防災用の帽子など)
- 雨具(カッパなど)
- (めがね)
- 懐中電灯
- 笛
- アーミーナイフ(ハサミや缶切りが付いているもの)
- ガムテープ
- 薬(胃腸薬、頭痛薬、風邪薬、消毒液、軟膏、ばんそうこう等)
- マスクティッシュ・ウエットティッシュ
- トイレットペーパー(芯を抜けばコンパクトになります)
- 携帯用歯ブラシ
- 携帯用トイレ
- ボディシート
- 携帯電話の充電器(モバイルバッテリーも)
- 携帯ラジオ
- 手帳・筆記用具(ペンは油性)
- 現金(公衆電話用に10円玉・100円玉を多めにする)
- テレフォンカード
- 身分証のコピー(健康保険証など)
- 防寒具(カイロやブランケットなど)
- レジャーシート
- ゴミ袋(チャック付きのビニール袋も)
- フェイスタオル
- サランラップ
- 安全ピン
- ライター
他にも、女性なら生理用品やカップ付きのインナー、赤ちゃんがいる場合はミルクや離乳食、おむつなどいつも使っているものをプラスしましょう。
また服薬している場合などその時の健康状態に合わせて中身を変えるのも大切です。
防災リュックの中身は季節によっても必要なものが変わるので、衣替えの時にチェックするのがおすすめです!
また、防災リュックは準備したら終わりではなく、定期的に中身を見直して自分に必要なものを入れることが大事です。
つい忘れがちになりますが、季節の変わり目には必ず見直すように癖づけましょう!
特に飲食料や薬など消費期限があるものはしっかり確認することをおすすめします。
分類ごとでポーチや袋などに分けて入れておくと、分かりやすくて便利ですよ♪
防災リュックでおすすめな容量とは?
防災リュックは、持つ人に合わせた容量にすることがおすすめです。
なぜなら、大きな体の人と同じ容量の防災リュックを小柄な人が背負っていたら、重くて動きにくくなり最悪逃げ遅れてしまうことも。
防災用にするリュックは大人の男性であれば40L、女性であれば30L程度の容量を選びましょう。
また、ぎりぎりまで詰めるのではなく、まだ入れられる余裕を持つといいですよ!
余裕をもっておくことで、中身が取り出しやすくなりますし、避難先で何か配られても入れることが出来ます。
不安からあれもこれもと詰め込みたくなりますが、必要最低限にとどめておくことで確実に避難することが出来ます。
一度背負って歩いてみて自分が快適に背負えるかを確認することをおすすめします♪
「容量を抑えても重い」という人には、重さを感じにくくするコツを紹介します!
自分の体形にフィットするリュックを選ぶこと
自分にフィットするリュックを選ぶことで重さが感じにくくなります!
女性は持ち物が多いですから、容量の多いメンズの防災リュックを選ぶ人もいると思います。
ですが、女性と男性では体格も全然違いますし、あまりフィットしにくいです。
なので、女性用に作られているレディースの防災リュックがおすすめです♪
リュックにも色々な種類がありますから通販で買うよりお店で実際に背負ってみて選びましょう!
中身を詰めるとき重いものを上にすること
人間の重心はお腹のあたりにあるので、重いものをなるべくおへそより上にすることで重さを感じにくくできます。
なので分類ごとに分けたポーチを軽い順に詰めるように意識しましょう!
よくスーパーなどで買い物をするときは、重いものや固いものを下に詰めますよね。
だから、私もなんとなく荷物を詰めるときは重いものを下にしてしまうので気を付けようと思いました!
まとめ
- 防災に備えるなら背負えて動きやすいリュック型がおすすめ
- 防災リュックを選ぶときは、疲れにくい、防水、反射材付きのものにするといい
- 防災リュックは1人に1つ準備しておく
- 防災リュックの中身は背負う人に合わせたものを入れる
- 防災リュックの中身は分類ごとに分けてまとめておくのがおすすめ
- 防災リュックの中身は定期的に見直すことが大事
- 防災リュックの容量は無理なく背負えるようにする
- 防災リュックの容量は余裕があるほうがおすすめ
- 重さを感じにくくするコツは、フィットするものを選んで中身を重いものが上になるように詰めること
防災リュックは自分の命を守って安全に避難が出来るようにするためのものです。
自分が持ち出しやすいように工夫をこらして作りましょう。
しばらく見直していなかった人もこれを機に今一度チェックしてみてください。
今の自分に何が必要なのかをその都度しっかり考えて、万が一に備えましょう!
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