お風呂に入ると1日の疲れが吹っ飛びますよね。そんな毎日の癒されるお風呂タイム。
その分お風呂は湿気が多く、普段のお掃除をしっかりしなければ汚れが溜まってしまいます。
みなさん浴槽は普段からお掃除していると思うのですが、お風呂の換気扇までお掃除していますか?
私は、恥ずかしいことに換気扇掃除をするのは、年末の大掃除くらいです。それも、換気扇カバーを拭くだけ。
換気扇掃除をしようと思い説明書をみて外し方を調べると「このタイプの換気扇は外すことができません」と、書いてありあきらめた経験があります。
そのため、カバーを外して中までしっかり掃除をしたことがありません。それがなんと、換気扇カバーの外し方があるそうなのです!!
換気扇の外し方を覚えてしっかり掃除をすると、お得なことがいっぱいですよ‼
お風呂の換気扇外し方をご紹介!簡単に外すコツ
お風呂についてある換気扇を外すときの作業は、高い位置にあり届きにくいですよね。また、浴槽内で脚立は使えません。
そのため、浴槽のヘリを使います。ヘリはとても滑りやすいので濡れたタオルを敷くと滑りにくくなりますよ。
ケガをしてしまったら大変なので、しっかりと安全を確保しましょう!
では、さっそくお風呂についてある換気扇の外し方をご紹介します。
お風呂の換気扇は、カバーが外せる場合と外せない場合の2通りあります。
換気扇のカバーがネジなどで固定されている場合は、外側のカバーは外すことができません。
換気扇カバーが取り外せる場合の外し方をご紹介します。
換気扇カバーが外れる場合
換気扇カバーが外れるタイプの外し方について、ご紹介していきます。
まず、お風呂の換気扇カバーを外すときは、電源を切り安全に作業しましょう。
ブレーカーを落としてから作業すると、より安全なのですが電気がつかなくなるので作業がしにくくなります。
また、足を滑らせてしまうこともあるので、換気扇の電源を切るだけでもいいと思います。
カバーが外れるタイプは、針金で固定されているのがほとんどなので、下へ引っ張ると写真のように内部が見えます。
下へ引っ張ると簡単に動きます!動かない場合は、ネジなどで固定されていると思うので、取り外しできません。
V字固定してある針金をI字に近づけるように引き寄せてつまむことで、簡単に外すことができました!2カ所あるので同じように外していきましょう。
取り付ける場合は、針金をI字からV字にして引っかけるだけ!!
こんな簡単に換気扇カバーを外すことがでるなんて、今まで外すことが出来ないと思っていたので驚きました!!
お風呂の換気扇掃除方法をご紹介!
お風呂の換気扇をふとみると、カバーにほこりが溜まっていますよね。
お風呂の換気扇は湿気を外に逃がす役割をしてくれます。しかし、湿気と一緒にほこりなども吸い上げているので、汚れてしまうのです。
お風呂の換気扇は高い位置にあり、掃除するのが大変。私のように年末大掃除だけ換気扇掃除していませんか?
換気扇にほこりが溜まっていると、吸引力が弱まり湿気をうまく逃がせなくなります。
その結果、お風呂場を乾燥するのに時間がかかりカビが発生しやすくなるのです。
また、ほこりにもカビがついているので、回転するたびにカビの胞子を浴室内にバラまいてしまうのです。想像するだけで、ぞっとしますよね。
あとは、換気扇に負荷がかかるので電気代が余計にかかってしまいます。
換気扇が汚れていると良いことなんて、ひとつもありませんね。すぐに掃除しましょう!!
お風呂の換気扇掃除は、カバーが外せる場合と外せない場合の2通りあり掃除方法が違います。
- カバーが外れる場合:中のシロッコファン掃除もできる
- カバーが外れない場合:カバーとサイドについてあるフィルターの掃除のみ
換気扇のカバーがネジなどで固定されている場合は、外側のカバーと取り外しのできるフィルター掃除をすればOK!
カバーが外れる場合の掃除方法
ハンディタイプの掃除機(なければ不要)
固く絞ったタオル
乾いたタオル
歯ブラシの用に細めのブラシまたはスポンジ
お風呂用洗剤など
紹介したカバーの外し方をみて、換気扇を外していきましょう。
カバーを外すと内部にシロッコファンが見えます。シロッコファンとは、中に見える羽で覆(おお)われた円筒状のファン。
簡単に取り外しが出来そうな場合は、シロッコファンも外して洗うことをおすすめします。
固定されていて取り外しが難しい場合は、無理に外す必要はありません。そのまま掃除していきます。
私はシロッコファンの取り外しができなかったので、そのまま掃除しました。
内部は暗くて掃除しにくいのですが、まずはハンディタイプの掃除機でほこりをとります。
使い古した歯ブラシで、シロッコファンの羽を丁寧に掃除していきます。
高い場所での作業になるので、滑らせてケガをしないように十分に注意しましょう!
ゾッとするのでお見せできないのですが、下の浴槽に黒いほこりが落ちてきます!!
内部の壁を固く絞ったタオルにお風呂用洗剤を付けて拭いていきます。そして、仕上げに乾いたタオルで拭きあげましょう。これで内部の掃除は終わりです。
外したカバーをキレイにしましょう。洗面台のシンクやバケツに水またはお湯を入れて、カバーを浸します。
カバーにお風呂用洗剤などの中性洗剤をスプレーして、スポンジや歯ブラシで汚れを落としていきます。
キレイな水で汚れを流して、乾いたタオルで拭きあげるか自然乾燥して終了。
シロッコファンに付いているゴミやほこりを軽く取ります。
洗面台のシンクやバケツにシロッコファンをいれて、お風呂用洗剤などの中性洗剤を全体にまんべんなくスプレーします。
シロッコファン全体が浸かるように、水を溜めます。30~1時間そのままつけ置きすると汚れが落ちやすくなります。
最後にスポンジや歯ブラシなどで擦って汚れを落としていきます。しっかり乾かしてシロッコファンの掃除は終了。
カバーが外れない場合の掃除方法
ハンディタイプの掃除機(なければ不要)
固く絞ったタオル
乾いたタオル
歯ブラシの用に細めのブラシまたはスポンジ
お風呂用洗剤など
カバーが外れないタイプは、浴室乾燥機付きの場合に多いようです。カバーは外れないのでフィルター掃除をしていきます。
換気扇の側面にフィルター引き出し用つまみがあるので探しましょう。
フィルターにはたくさんのほこりが付いているはずです。ほこりを落とさないように横へ引っ張ってフィルターを外します。
ほとんどがこの方法でフィルターを外すことができるのですが、違う場合もあるので取扱説明書を確認して作業してください。
取り外すことができないカバーの表面は、水拭きしてついている汚れを落としていきましょう。
フィルターを外せたらきれいに掃除していきましょう。
フィルターについているほこりを、掃除機などで吸い取ります。
きれいに見えても浴室は、湿気の多い場所なのでフィルターにカビがついていることがほとんど。
フィルターは水洗いできるので、しっかり汚れを落とします。
洗面所のシンクやバケツに水を溜めてフィルターをつけます。
浴槽洗剤などの中性洗剤で洗うと、汚れが落ちやすくなります。
歯ブラシやスポンジで擦って汚れをしっかり落としましょう。驚くほどに水が汚れますよ!!
洗剤をしっかり落とすようにすすいで、乾かします。これでフィルター掃除は終了。
乾いたフィルターを元の位置に差し込めば、すべての掃除が終了。
キレイな換気扇になったので、快適な入浴タイムになりますね♪
ちなみに、IHなど調理する上に取り付けてあるレンジフードタイプの換気扇も、お風呂と同じシロッコファンが使われています。
レンジフードは油を使うので、長い間ほっとくと汚れが落ちにくくなりますよね。私は掃除するたびに「もっと早く掃除すればよかった」と、後悔。
こまめに掃除して汚れを落とすと、掃除がラクになりますよ!!
お風呂の換気扇がうるさい原因とは
お風呂の換気扇をつけることで湿気を逃がし浴室を乾燥してくれます。
そのため、カビの発生を防ぐために24時間つけている方も多いのではないでしょうか。私は換気扇をつけっぱなしにしています。
ずっとつけている換気扇から、もしも異音がしてうるさいとストレスを感じて生活にも支障がでてしまいますよね。
または、「故障しているのではないか」と、心配にもなりますね。
使用頻度やお手入れの状態によって違いはあるものの、換気扇の寿命は10~15年。交換が必要になることがあります。
うるさい音の違いでも、原因が違うのでご説明していきます。
- 「ゴーゴー」という異音:換気扇内部にほこりが溜まっている
- 「キュキュ」という異音:換気扇モーター内部のオイル不足
- 「カラカラ」という異音:モーター軸のずれ、または破損や変形
- 「ジーッジーッ」という異音:モーターやファンのサビ
音を聞き分けて何が原因となっているのか、判断し対処法を見つけましょう。
ほこりやモーターがオイル不足の場合は、自分で対処できますね。紹介した掃除方法を参考にしてキレイにしましょう。
モーターのオイル不足は、シロッコファンを外して回転軸に長期潤滑油(じゅんかつゆ)を塗ると解消されることが多いようです。
長期潤滑油はホームセンターなどに売ってあるので探してみて下さい。
シロッコファンが外れない場合は、自分で対処することが難しいので専門の業者さんに依頼することを、おすすめします。
「カラカラ」という音がする場合は、モーター軸のずれや破損・変形しているため、自分で修理することは難しいと思います。
早めに専門業者さんへ依頼しましょう。そのまま使い続けると、換気扇自体が故障して使えなくなる場合がありますよ。
「ジーッジーッ」という音がする場合は、モーターやファンのサビが原因で出てしまう場合が多いです。
お風呂場は湿気が溜まりやすいので、このサビによる異音が一番多いのです。
サビを防ぐには、天気がいい日にお風呂場の窓を開けて風を通しましょう!!ある程度は防ぐことができます。
しかし、長年使っているとモーターやファンがどうしてもサビついてしまうのです。
特にモーターの部分がサビついてしまった場合は、換気扇が動かなくなってしまうことがあります。早めに交換しましょう。
うるさい音がすると集中力の低下にもなります。掃除など定期的にして防ぐようにしましょう。
また、修理や交換しなければいけなくなると、費用が高額になってしまいます。
2つは日ごろからのお手入れをすると、防ぐことができます。少しでも換気扇を長持ちさせましょう。
24時間つけっぱなしにした時の電気代っていくらくらいなのか、想像できないですよね。
換気扇をつけていれば、カビの発生を抑さえてくれるけれど、電気代がめちゃくちゃ高かったら気軽につけっぱなしにできないですよね。
24時間つけっぱなしにして1ヵ月の電気代がいくらくらいなのか知っていると、安心してつけられます。
結論から言うと、お風呂の換気扇をつけっぱなしにしても、そんなに高くないので心配いりません。
それよりも、換気扇をつけないでカビ発生するほうが大変です。
電気代がいくらくらいなのか計算します。消費電力の大きい20Wで計算してみます。
換気扇を24時間つけていても、1日にかかる電気代は【0.02/kwh×27円(税込)×24h=約13円(税込)】
1ヵ月の30日にすると約390円(税込)。驚くほど高いわけではないですよね。
最新省エネタイプの換気扇なら1ヵ月約60円(税込)で収まるものもありますよ。
もしも、電気代節約のために消しているのならば、つけっぱなしにしているほうが多くのメリットがあります。
換気扇は24時間つけっぱなしにすることをおすすめします。
まとめ
- お風呂の換気扇は、外し方を覚えると簡単
- お風呂の換気扇外し方は、外せる場合と外せない場合の2通りある
- お風呂の換気扇掃除をしないと、カビの発生原因になる
- 換気扇は高い位置にあり、滑りやすいので注意が必要
- 換気扇のうるさい音は4つ原因があり、2つは日ごろのお手入れで防ぐことができる
- お風呂の換気扇1ヵ月にかかる電気代は低価格
お風呂の換気扇をすぐに掃除したくなりましたよね?
お風呂の換気扇外し方は、お風呂によって違う場合があるので、取扱説明書を確認することをおすすめします。
お風呂の換気扇をきれいに掃除していると、お得なことがたくさん!!
換気扇が汚れていると、カビの発生原因になったり故障の原因になったりと、不具合になることばかりです。
お風呂の換気扇をキレイに保って、お得に暮らしましょう!!
そして、毎日の入浴タイムを快適にさせると疲れをしっかり取ることができますよ。
定期的にお手入れをして、癒される空間を手に入れましょうね!!
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