生活雑貨からアウトドア用品まで、なんでも売っている100均ショップダイソー。
実は今、ダイソーで注目されているジャンルがあります。それが「釣り用具」です!!
一人でも楽しめる釣りは、ソーシャルディスタンスの確保が求められる今大人気。これから始めてみたいという方もいらっしゃるのでは??
ダイソーでは、釣り用具が豊富で、初心者でも手軽に揃えることができます♪なかでもジグヘッドは、SNSで話題になるほど注目されているんです。
「え、ジグヘッドって何??」と思ったあなた。大丈夫です!!釣り知識ほぼスタートラインの私が、初心者(=私)にもわかるように解説しながらご紹介します。
ジグヘッドだけでなく、他の用具や用語についてもまとめてみましたので、興味のある方は是非ご覧ください♪
ダイソージグヘッドで釣れる釣りを始めよう!!
ダイソーのジグヘッドをご紹介する前に、ジグヘッドとはどんな商品なのか、私が説明できる範囲でお伝えしますね。
「そもそもジグヘッドって何??」と、私の疑問はここから始まりました。結論から言いましょう。ジグヘッドとは、魚を釣るための仕掛けに使う道具です!!
まず、海釣りだけで主に4種類釣り方があるのをご存知でしたか??サビキ釣り、投げ釣り、ウキ釣り、そしてルアー釣りです。
ジグヘッドは、このなかの「ルアー釣り」で使用します。「ルアー」という言葉は、聞いたことがある方も多いかもしれません。
ルアーとは疑似餌(ぎじえ)のことで、虫や小魚に似せて作った偽物の餌(えさ)。色々な種類があり、釣りたい魚に合わせて選びます。
そのなかで、針と鉛(なまり)が一体になった仕掛けを「ジグ」といい、仕掛けフック(魚を引っ掛ける針)の根元に鉛が付いたものを「ジグヘッド」といいます。
そのフックに、「ワーム」と呼ばれる疑似餌を付けて使用します。狙う魚に合った鉛の重さやワームを選ぶことが、釣れるコツだそうです。
フックの根元に鉛がありワームと接しているため、初心者でも操作しやすいという利点があります。
ちなみに、釣り業界ではオモリのことを「シンカー」というそうです。もう頭がいっぱいになってきました(汗)
本記事ではジグヘッドの説明だけですが、シンカーの場所によって特徴が変わったり、シンカーのない仕掛けもあったり、とにかく奥が深い世界です。
ここで、「疑似餌で本当に釣れるの??」という疑問をもったのは私だけではないはず。疑似餌に魚が騙(だま)されてしまうのは何故なのでしょうか。
理由の一つとしてあげられているのが、「見た目」ではなくルアーが起こす「水流」です。
ルアーは釣竿(つりざお)を上下左右に動かして使用するのですが、その時に起こる水流を「小魚が泳ぐ時の水流」と似せてしまえば、魚はエサだと勘違いするそうです。
他にも、金属が光る様子を小魚のウロコに見せたり、出す音がエサだと思わせるようなものだったり、魚を勘違いさせる要素がたくさん組み込まれています。
ですので、ルアーのなかには「エサに見えないよ!!」と思うようなものもあります。
騙されてしまった魚には申し訳ないですが、本物のエサを使わなくて済むのは手軽でありがたいですね。
つまり、ルアーを上手く使ってこそ釣れる釣りができるということ。ここまでの説明で、なんとなくジグヘッドについて伝わっていれば嬉しいです。
ちなみに、ダイソーではほとんどの釣り用具を揃えることができます。高いと思われがちな釣竿も1,100円(税込)でありました!!さすがダイソーですね!!
特に、今から釣りを始めたいと思っている初心者におすすめですので、いろいろなダイソー釣り用具をチェックしてみてくださいね♪
ダイソージグヘッドおすすめ商品は売り切れ続出!?
釣りやジグヘッドについて少し学んだところで、ダイソーの商品をご紹介していきたいと思います。
ダイソーには、主に4種類のジグヘッドが販売されています。これらを、狙う魚によって選んで使わなければなりません。
例えば、大きな魚を釣りたいのに、小さなフックのついたジグヘッドでは上手く魚に引っ掛かってくれません。
また、水中でジグヘッドがどのように動くのかも重要になってきます。
つまりどのジグヘッドを選択するかが、魚の獲れ具合である釣果(ちょうか)に大きく関わってくるのです。
…いきなりそんなことを言われても、初心者の皆さんはちゃんと選べるか不安ですよね。
ですが、安心してください。確かにある程度のリサーチは必要ですが、商品パッケージに狙う魚がちゃんと書いてあります!!
さらに、ダイソージグヘッドそれぞれの特徴についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね♪
引用 ダイソーネットストア
まずご紹介するのは、初心者でも釣りやすい「メバル・カサゴ用ジグヘッド」です。なぜ初心者向けかというと、どちらの魚も1年中釣ることができるからです!!
魚にはそれぞれ釣れる時期があり、いざ「釣りを始めよう」と思ったときに、どの魚が狙える時期なのかわからないのが初心者。
メバルとカサゴなら、いつでも始めることができますよ♪
そんなメバルとカサゴ、生態も似ていて同じジグヘッドで狙うことができます。
ダイソーで販売されているのは、1gと1.5gの2種類です。価格はそれぞれ3個入りで110円(税込)。
重さは釣りをする場所で使い分けるそうです。わずか0.5gの差ですが、水中での動きは大きく変わるようです!!興味深いですね。
こちらの商品はラウンドタイプと言って、万能型のジグヘッド。蓄光塗料も塗ってあるので、夜釣りでも使うことができます。
フック根元には3mm程の丸いふくらみがあり、黒い点が…。どうやらこれがワームの目玉になるらしいです。フック部分にワームをまっすぐ付ければ、仕掛けの完成。
ダイソーでは、ジグヘッドと一緒に使用するメバル・カサゴ用ワームも購入することができます。
仕掛けは魚がちぎってしまったり、岩に引っ掛けたりと消耗品ですので、100均で揃えられるのは魅力的です!!
ジグヘッドデルタとは、ジグヘッドのフック根元がデルタ(三角形)になっているものです。重さは1gと1.5gの2種類あり、どちらも4個セットで110円(税込)です。
メバル・カサゴ用は丸みがありましたが、どう違うのでしょうか??
フックの根元が違うということは、水中での動きが違うことを意味します。フック根元が三角形になっていることで、特徴的な動きを出すことができます。
この特性を使う釣竿の動かし方が、「ダートアクション」です。ダートアクションとは、釣竿の先(ロッド)を細かく「縦」に動かすこと。
そうすると、水中のルアーはジグザグに、まるで生命が吹き込まれたかのような動きをします。それを狙って、底の方でじっとしている魚をおびき寄せます。
ですので、このダートアクションが使えるのは、ルアーの動きを魚が見てくれる日中のみ。夜釣りには向きませんので、注意してくださいね。
タチウオは、1月から6月の間で船釣り、 夏・秋は岸からでも狙えるチャンスがあります。夜になると岸へと近づいてくるので、岸から釣るなら夜釣りがおすすめ。
メバルやカサゴと大きく違うのは、その大きさ・重さです。メバルが体長25cm前後で200〜300gとすると、タチウオは体長50〜100cmで、大きいと重さは3kgにもなります!!
これだけ大きさが違うと、「同じ仕掛けではいけない」というのは初心者でもわかりますよね。
しかも、狙う魚のサイズが大きくなるほど、仕掛けの値段も高くなっていくそうです。
ダイソーにはタチウオ用ジグヘッドも販売されていて、価格は1個入り220円(税込)。なんと、一般的なタチウオ用ジグヘッドの半額ほど!!
重さは11gと14gの2種類。仕掛けは紛失する可能性もあるので、初心者だけでなくコスパ重視の釣り人に人気だそうです♪
そのせいか、店頭では売り切れ続出。ダイソーネットストアでも売り切れていたので、お近くのダイソーをチェックして、見つけられたらラッキーかも!?
引用 ダイソーネットストア
「ソルト」とは、釣り用語で海のこと。つまり、「ソルト用ジグヘッド」は「海釣り用ジグヘッド」という意味です。
これまでの商品は、目的が魚名で具体的に書かれていましたが、この商品にはそれがありません。なぜかというと、このジグヘッドは汎用性が高いからなんです。
シーバス、青魚、フラットフィッシュ(海底にいる魚)、ロックフィッシュ(岩や海藻の隙間に住む魚)などなど、このジグヘッドに魅了される魚は多種多様。
なぜこんなにも釣れるのか??その秘密は、商品名にもある「バイブレーションタイプ」にありました!!
バイブレーションタイプとは、釣り糸をただ巻くだけでジグヘッドが絶妙に揺れます。ワームの細やかな動きが潮流と合わさり、見事な「エサっぷり」を見せてくれるんです。
商品は魚の頭に似せた形をしていて、ネジ部分にワームを差し込んで使います。フックはワーム頭と胴体部分の2箇所に付いているので、釣れる確率を上げてくれそうです。
他のジグヘッドでは、ダートアクションなど釣竿を動かす技術が大事ですので、ただ巻くだけで良いこのジグヘッドは、初心者にかなりおすすめです。
初心者でも安定した成果が挙げられるということは、玄人(くろうと)ではさらに釣れるということ。よって、こちらの商品も爆発的な人気で売り切れ続出しています。
人気の秘密は何といっても「価格」。他の釣りメーカーでも同じような商品がありますが、数千円するものがほとんどなんです。
一方、ダイソーのバイブレーションジグヘッドは1個で220円(税込)!!これは釣りメーカー泣かせですね(笑)
海釣りを始めたい方、少し大きめの魚が釣りたい方、何より釣果を重要視する方におすすめです!!
ダイソージグヘッドとワームでコスパ最強釣り
ジグヘッドについてご紹介してきましたが、ジグヘッド単体ではルアーになりません。必ずワームとセットで仕掛けをします。
例えると、ジグヘッドが疑似餌の「頭」でワームは「胴体」。2個1セットでようやく「疑似餌」となります。
もちろん、ダイソーにはジグヘッドとセットで使えるワームも各種揃っています。仕掛けが全て100均で揃えられるのは嬉しいですね♪
ジグヘッドを一通り学んできた皆さんに、ダイソーのジグヘッドとワームでどのような釣りができるのかをご紹介していきます。名付けて、「コスパ最強釣り」!!
また、魚を釣るには、その魚の生態も知っておく必要があります。釣りに行くのを想像しながら、少しずつ魚知識も学んでいきましょう!!
メバリング
まずは、メバル狙いで釣りを楽しむ「メバリング」です。
ちなみに、釣り用語ではよく「〜ング」が付けられるらしいのですが、なぜ「メバリング」となったかは謎だそうです(笑)
メバルは1年中ルアーで狙える魚とご紹介しましたが、ベストシーズンは冬から春にかけて。
12月になると産卵期の近づいたメバルが、栄養を蓄えるために岸へと近づいてきます。産卵期に入るとまた少し動きが弱まり、釣れない時期が訪れます。
しかし、春になると産卵期が終わって活気づき、小魚を追い始めるので、初心者でも簡単に釣れてしまうそうです。
もともと高い水温を嫌う傾向があるため、春を過ぎてしまうと沖へ移動してしまいます。寒い冬は釣る側も大変ですが、釣果を期待したい方にはおすすめです。
また、時間帯も釣果に大きく影響してきます。メバルは夜行性で、日中海底でじっとしている魚。お昼にたくさん釣るのは、かなり難易度が高いようです。
だからと言って、真っ暗闇での夜釣りは怖い…。そういう方は、夜明けから日の出までがおすすめ。1時間程度ですが、限られた時間だからこそ集中してできそうですね。
ちなみに、この時間帯を釣り用語で「タマズメ」と言うそうです。釣り用語が多過ぎて覚えきれなくなってきましたね(笑)
メバリングでは、よくカサゴが釣れてしまうそうです。もし、夜釣りでカサゴばかりが釣れる場合は、ジグヘッドの重さが重すぎるのかもしれません。
それは、メバルは夜に動きますが、カサゴは海底でじっとしているためです。「どうして釣れないんだろう?」と思ったら、軽いジグヘッドに替えてみてくださいね。
仕掛けには、ダイソーの「メバル・カサゴワーム用ジグヘッド」と「メバル・カサゴ用ワーム」を使用します。セットで揃えられてコスパ最強です!!
岸から釣る場合、初心者は岩場に針を引っ掛けてしまうことが多いので、多めに用意しておくと安心ですよ♪
アジング
続いてご紹介するのは「アジング」。何の魚を狙うのか、もうわかりますよね??そう、アジです!!
アジは、沿岸部の浅い水深まで近づいてくれる回遊魚。群れで行動するので、一匹釣れると続々釣ることができ、初心者でも狙いやすいそうです♪
メバルと違い、高い水温を好むアジ。ベストシーズンは暖かくなってくる5月ごろからで、釣り人にも優しい季節ですね。
仕掛けはダイソーの「ジグヘッドデルタ(アジ・メバル用)」と、「アジ・メバル用ワーム」をセットで購入しておきましょう。
ここで重要なのは、ジグヘッドの重さ。アジングは「重たいよりは軽いジグヘッドのほうが良い」と言われていて、1g以下が推奨されています。
ダイソーのジグヘッドデルタは1gと1.5gが販売されているので、迷った方は1gを買うと良いですね!!
また、アジはとてもプレッシャーに弱い魚。「アジいるかな??」なんて海を覗き込んだ人の姿が見えると、下に潜ってしまい釣りにくくなります。
アジの群れを逃さないように、まずは離れたところからルアーを投げ、様子見してみましょう。魚相手と侮(あなど)らず、岸でも気をつけて行動しましょうね!!
シーバス釣り
ダイソーで大人気の「ソルト用ジグヘッドバイブレーションタイプ」を使用した、シーバス釣りです。
「シーバス」と言われても聞き慣れないかもしれませんが、日本での名は「スズキ」。日本名になっただけで、ちょっと親しみを感じられますね(笑)
シーバスは1年中釣れる魚ですが、春になるとエサを求めて岸へと近づいてきます。夏から秋には安定して各所で釣れるそうですよ♪
仕掛けには、ソルト用ジグヘッドと合わせて「シャッドテールワーム」を使用。
引用 ダイソーネットストア
このワームはソルト用ジグヘッドに対応していて、2個入り110円(税込)で購入することができます。
この組み合わせが本当によく釣れるそうで、SNSでは大好評。他メーカーの同タイプジグヘッドに比べて安いため、引っ掛けやすい岩の側などにも攻めていけるそうです!!
ダイソーで釣り具を揃えれば、初心者も安心してチャレンジすることができますね♪
ちなみに、シーバス釣りはゲーム感覚でキャッチアンドリリースするのがほとんど。海の水質によってはニオイがあり、それを苦手とする方も多いからだそうです。
ですが、元々は高級魚として扱われていたので、水の綺麗な場所で釣れたシーバスは美味しくいただけますよ♪
まとめ
- ダイソーには釣り具が豊富に揃っていて初心者必見
- ダイソージグヘッドは種類が豊富で、釣りたい魚に合わせて使い分ける
- ダイソージグヘッドとワームをセットで購入するとコスパ最強の釣りができる
- ダイソージグヘッドは価格だけでなく、釣果も期待できる
釣りをしたいと思っても、実際に釣れなければ、せっかくのやる気を削(そ)がれてしまいます。
ダイソーのジグヘッドは「釣れる!!」と評価が高いものも多いので、是非試してみてくださいね♪
本記事では主に「ルアー釣り」の仕掛けである「ジグヘッド」についてご紹介しました。
釣り初心者さんのなかには、すでに「釣り用語や情報がたくさん出てきてもう頭いっぱい!!」という方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、まずは難しく考えず、「どんな釣りをしたいのか?」から考えてみてください。釣りに行きたい時間帯から狙いを決めるのも良いですね。
少しでも「あなたの釣り」に具体性が出てくると、リサーチしやすくなりますよ。本記事がその助けになっていると嬉しいです♪
さあ、あなたも「コスパ最強釣り」を始めてみませんか??
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