ファスナーの巻き込みで、ファスナーが動かなくなってしまったことありませんか?
しかも、急いでいる時に限って。 早くしなきゃって、焦るほどうまくいかないですよね。
私は、無理やり外そうとして、ポーチのファスナーの取っての部分を引き抜いてしまったことがありますよ。
結構、力持ちですね。 イライラするとそうなってしまいます。 まずは、落ち着くと良いですね。
この冬の寒い時期、着ているジャンパーやコートなどについているファスナーが巻き込みで動かなくなってしまったら大変です!
でも心配しないでください。 ファスナー巻き込みを解消する方法を私がリサーチしました。
大事な、バッグや洋服も、焦ってダメにしてしまわないように、この記事を読んで、落ち着いて対処しましょう。
ファスナー巻き込み解消しましょう!
ファスナー巻き込みがおきてしまったとき、どうやって外しましょうか?
力任せに、ファスナーが巻き込んでいるのに同じ方向に引っ張ると、私みたいに、取っ手がちぎれてしまうこともありますよ。
少しずつ元の方向に戻して、食い込んでしまった生地を引っ張ってなおせたら良いけど、どうにも動かない。
イライラしちゃいますね。 でも、大丈夫なんです。 なおせる裏技があるんです。
まずは、ファスナーを少しずつ上下に動かしながら、巻き込んでしまった布を少しずつファスナーの外側に引っ張り続けます。
引っ張る布の位置を少しずつ変えながらやると良いでしょう。
そして、ファスナーをゆっくり元の方向に動かしていきます。 下からあげていたら下方向に戻すような感じです。
少しファスナーに生地を巻き込んじゃったくらいなら、これでなおると思いますが、この方法で直らないからこの記事にたどりついたのかもしれませんね。
大丈夫ですよ。安心ください。 次の作戦でいきましょう。
ファスナーの巻き込みの部分に、マイナスドライバーのような平らな硬い金属を滑らせて隙間をつくって、生地を動かして外していく方法です。
まずその前に、ファスナーの基本構造を知っておいたほうが良いでしょう。
問題解決のためには、相手をよく知ることが、何事においても重要かと思いますので。 よろしくお願いします。
ファスナーの構造
ファスナーの巻き込みを解消するために、まず、ファスナーの構造を理解しておきましょう。 スライダー、エレメント,テープの3つの構造でできています。
- スライダー
動く部分、開閉部分でコの字型になっていて、動かしてファスナーを湾曲させて、エレメントの歯を合わせたり閉めたりできる場所。
- エレメント(務歯)
テープに縫い付けられた、歯のような凸凹の突起部分が並んだ部分のこと。
- テープ
エレメントと生地の境目になる部分で、ポリエステルや合成繊維などでできた、ファスナー専用の布で作られてる。
ファスナーの巻き込みの外し方!マイナスドライバー編
ファスナーが、布を巻き込んだ部分を裏返しにして、下から手で押さえます。
そこで登場します。マイナスドライバー。お家にありますか?
先ほどの、ファスナーの構造のところでもふれた、スライダーと呼ばれるコの字型になっている部分。
後ろの部分(太い方)に、マイナスドライバーを斜めにせずに真っすぐ差し込んで下さい。
生地と器具の間に隙間ができます。ドライバーを差し込んだまま生地を少しずつ動かします。巻き込んだ布を隙間からするりと引き抜けたら成功です!
マイナスドライバーなんて家にないよって人もいるかもしれません。でも、大丈夫。他の道具で代用しましょう。金属の硬くて平らなものなら大丈夫です。
ホッチキスの芯を外すかたい部分や、金属製の硬い定規などがないか、探してみましょう。なにかしら出てきそうですよね。
ファスナーの巻き込みを解消!!滑りをよくしましょう
ファスナーの巻き込みを解消するために、鉛筆や、石鹸、オイル、ろうそく、をエレメント。ギザギザの部分ですね。そこに塗り込んでみましょう。
オイルなどさらさらしたものは、綿棒などにしみこませて塗った方が良いかもしれませんね。
いずれの方法でも、布が汚れないように、エレメントの部分だけ塗るように気を付けましょう。シミになってしまったら悲しいですからね。
油分や黒鉛が潤滑油になって、ファスナーがスムーズに動いてくれることでしょう。
それでもうまくいかない時は…
ファスナーの巻き込みが、ドライバーや定規を使っても解消されない時は、ペンチを使った荒業もあるようです。
私はやってみたことがありませんが、ファスナーのエレメントの形を変えてしまうんですって。
また、ファスナーに巻き込んだ布をラジオペンチで少しずつ引っ張るなんて技もあるようです。壊れてしまわないように、慎重に少しずつやってみてくださいね。
壊したくない大切なものや、高価なものは、販売店に相談したり、修理を依頼してみてください。
洋服のリフォーム店などで、修理を受け付けているところもあるようです。
部分修理で済むのか、全体的に取り換えないといけないのかによって値段もだいぶ違うようです。
全く同じファスナーで付け替えることはできないようなので、注意が必要です。
トラブルにならないように、納得してから修理を依頼するようにしましょう。
ファスナーの巻き込みを解消!!防止策があるんです!
ファスナー巻き込みを防ぐために、優秀なグッズがあるんです。知っていましたか?百均や、ホームセンター、ネットなどで手に入ります。
ファスナーに簡単に取り付けられて、布が巻き込むのを防いでくれます。
一度、ファスナーの巻き込みがあった箇所って、また同じことになりやすいので、試してみる手はありそうですね。
ファスナーが巻き込んじゃった服って、また同じことになるんじゃないかって!!
敬遠しちゃうこともあるかと思いますが、ファスナー巻き込み防止のタグみたいなものをつけておくと安心して着られそうです。
まとめ
- 無理やり引っ張らず、ファスナーを閉める方向と逆に戻して巻き込み生地を外側に引っ張るすることが大事
- どうしてもダメな時は、マイナスドライバーなどの道具を使う
- 平らな硬い金属をファスナーの隙間に差し込んで空間を作り、生地をするりと引き抜けたら大成功
- それでもだめなら、ペンチでエレメントを曲げちゃうなんて荒業もある
- 壊したくない大切なものなら、修理屋さんで見てもらいましょう
- 鉛筆を塗ったり、ろうそく、ワセリン、オイルなどを塗りこむと、ファスナーが動きやすくなる
- ファスナー巻き込みが起きた箇所は、また巻き込む可能性があり、防止策として道具を使用してみると良い
今回、ファスナーの巻き込みを解消する方法を調べてみました。
ファスナーって、私たちの身近で大活躍してくれていますね。ファスナーの巻き込みで困らないように上手に付き合っていきたいです。
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