髪の毛は3ヶ月で伸びる!?頭皮が喜ぶことはからだにも嬉しい効果が! | 暮らしぷらす

髪の毛は3ヶ月で伸びる!?頭皮が喜ぶことはからだにも嬉しい効果が!

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髪の毛って「切りたいなー」と思い始めると、切るまで気になってしまいますよね。しかし、ばっさり切りすぎて後悔することはありませんか?

私はいつも友だちのヘアサロンで切ってもらうのですが、お互い話に夢中で、短くなりすぎることがたまにあります。思いっきり切るつもりでも、なんか想像と違う…。

髪の毛をまとめようにも、短すぎるとうまく結べないですよね。早く伸びてほしいけれど、髪の毛が急に伸びるなんて、聞いたことがありません。

短くなった髪の毛を1ヶ月後、2ヶ月後に結ぶことは難しそうですが、3ヶ月後なら結べそうな気がしませんか?そう、髪の毛は3ヶ月で伸びると言われているのです!

そして、髪の毛にいいことは、体も喜ぶことばかり。今回は3ヶ月で髪の毛がより伸びるための方法などをご紹介します♪

 

 

髪の毛は3ヶ月で伸びる!?

髪の毛が伸びるスピードは、1日で0.3㎜、1ヶ月で1㎝ほど伸びると言われています。気付かないうちに毎日伸びているなんて、びっくりしますよね。

伸びるスピードは個人差がありますが、3ヶ月で3㎝伸びるとのことです!このスピードを知っていると、髪を切るときに計算できるので便利ですよ♪

髪の毛は気付かないうちに伸び続けているのですが、このスピードには個人差があります。

そして、年齢によっても違います。大人よりも、子どもの方が速いのです。それは、頭皮のターンオーバーが違うから。

ターンオーバーとは、皮ふが生まれ変わって、肌の調子を整えてくれることです。外側の古い皮ふや細胞がはがれると、内側から新しい肌が出てきます。

このターンオーバーによって、肌トラブルの原因になる不要なものを、からだの外に出しているのです。

髪の毛が生えている頭皮も肌。そして、子どもの方が速いサイクルでターンオーバーをしているので、髪が伸びるスピードも速いのです。

また、髪の部分によっても伸びる速さが違います。実は、後ろや横の方が、前髪や頭のてっぺんより速く伸びるのです!

でも、前髪って早く伸びる気がしませんか?自分で切ることも多いですよね。前髪は自分の視界に入って、長さが気になりやすい部分だからそう感じてしまうのです。

髪を染めている私は、時間が経つと根元から黒髪が出てくる「プリン」によくなります。

しかし、プリンになった部分より、後ろや横の髪がもっと伸びているなんて気付きませんでした。

私たちが思っているよりも、髪の毛は伸びているのですね。3ヶ月で3㎝伸びていると、1年で12㎝ほど伸びる計算になります。

髪を切るとき、「3ヶ月後はここまで伸びていてほしいから」と、逆算して切ることもできそうです♪参考にしてみてください!

 

 

髪の毛は3ヶ月周期で成長している

髪には成長するサイクルがあり、生えたり抜けたりを周期的にくり返しています。

生まれてからずっと同じ髪の毛が伸びているわけではなく、古い髪の毛は抜け、新しい髪の毛が生えて成長していくのです。

このサイクルのことを毛周期といい、毛周期は髪の毛1本1本によって違います。

シャンプーをしているとき、髪がたくさん抜けてびっくりすることはありませんか?

私たちの髪は、1日に少なくとも50本は抜けています。その50本は、なんと3ヶ月前から決まっているのです。

ただ抜け続けるだけでなく、抜けた分と同じ量の髪が生えてきます。同じように生え変わっているので、全体的な髪の量が減ったように見えないのですね。

「こんなに抜けて大丈夫なのかな?」と心配になりますが、あれは古い髪の毛が寿命を決められて、3ヶ月後に抜けた瞬間だったのです。

毛周期は成長期→退行期→休止期という流れでめぐり、髪の毛は成長していきます。

成長期は、髪が成長する時期で、2~6年くらいかけて成長します。この期間は男女によって違います。

女性ホルモンの中にあるエストロゲンは、髪の成長をサポートする成分。

エストロゲンを多く持つ女性の方が、成長に時間をかけることができ、長くなるのです。

成長期が終わると2週間ほど退行期に入り、髪の成長はストップします。髪を作る組織の元気がなくなり、古い髪の毛は抜け落ちていきます。

しかし、抜けると同時に新しい髪の毛が奥で成長し始めているのです。この期間を休止期と呼び、3ヶ月前後かかります。

古い髪が抜けて、同じ毛穴から新しい髪が表に出てくるまで3ヶ月。

この3ヶ月、実はとても大切な3ヶ月なのです。この期間に頭皮が健康的でないと、伸びる髪は生えてきません。

頭皮は目に見えないので、いい状態かなんてわからないですよね。しかし、頭皮も皮ふなので、整えればいいことがたくさんあるのです。

皮ふにいいことは、体も整えてくれます。日常生活に取り入れられる方法なども、一緒にご紹介します♪

 

 

髪の毛を3ヶ月で伸ばす方法

髪の毛が3ヶ月でも伸びることはわかりましたが、もっと伸ばせるのであれば、伸ばしたいですよね。

髪の毛を伸ばす方法はあります。髪を伸ばす方法の中でも大切なことは、毛周期を整えることです。

毛周期が乱れると、髪の成長が遅くなってしまいます。また、古い髪が抜けないと、新しい髪が生える場所がなくなります。

しかし、毛周期を整えるためには長い期間が必要です。3ヶ月という短期間では効果を実感することができません。

毛周期も大切ですが、頭皮の状態をよくすることも重要になります。

頭皮も肌なので、荒れていると髪の成長をサポートできなくなります。毛穴が詰まると、新しい髪の毛が毛穴から出てきません。

子どもの髪が速く成長する理由は、ターンオーバーが速いからでした。ターンオーバーの周期は6週間。頭皮の状態を整えることなら、3ヶ月でもできます!

ここでは、頭皮の状態を整え、髪を伸ばすための方法をご紹介します。

頭皮の状態を整える方法
  • シャンプーで汚れを落とす
  • 頭皮マッサージ
  • 育毛剤で髪に栄養を与える
  • 良質なたんぱく質やバランスのよい食事を摂る
  • 睡眠時間をしっかり取る
  • ストレスを少なくする
 
シャンプーで汚れを落とす

頭皮の状態をよくするために大切なことは、シャンプーです。実はシャンプーって、髪よりも頭皮を洗って汚れを落とすためのものなのです。

シャンプーは頭皮の皮脂汚れなどを落としてくれます。汚れがたまると、毛穴詰まりの原因にも。

汚れを落としたいからと、ごしごし洗うことはNGです。皮ふはとても薄く、爪で傷がついてしまいます。指の腹を使って、優しく頭皮を洗ってくださいね。

また、コンディショナーが頭皮に残ったままだと、毛穴詰まりの原因になってしまいます。シャンプーとは反対に、コンディショナーは髪の調子を整えるもの。

髪の毛先にかけてダメージから守るようになじませること、頭皮に付いたコンディショナーが残らないよう、しっかりすすぐことが大切です。

頭皮を意識したシャンプーは日常生活の中でも取り入れやすいので、ぜひ意識してみてくださいね。

頭皮マッサージ

頭皮マッサージをすると、毛穴の詰まりが取れたり血行がよくなったりして、頭皮には嬉しいことばかりです。

指の腹で頭皮をもみほぐすように手を動かします。シャンプーをしながらマッサージをするのもいいですね!

ヘアサロンなどでマッサージをしてもらうことも、1つの方法です。毛穴のつまりやこりをほぐして、代謝のよい頭皮を目指しましょう!

育毛剤で髪に栄養を与える

育毛剤は、髪や頭皮に直接栄養を与えることができます。また、頭皮の環境を整えてくれる働きも。育毛剤といっても、種類によって髪や頭皮への働き方が違います。

育毛剤の大まかな役割は3つ。髪の毛が伸びることをサポートする成分、抜け毛を防止する成分、頭皮の炎症を防ぐ成分です。

髪の毛を伸ばしたいのに、抜け毛防止がメインの毛剤を使っても、効果は期待できないですよね。

成分表示や効能を見て、自分の状態に合った育毛剤、使いたい育毛剤を選びましょう。

良質なたんぱく質やバランスのよい食事を摂る

髪の毛はケラチンという成分で作られ、そのケラチンを作ってくれるのは、良質なアミノ酸が含まれているたんぱく質です。

良質なアミノ酸を含むたんぱく質として、肉、魚、大豆製品、卵、乳製品などがあります。

肉の中でも鶏肉は切れ毛や枝毛を防ぎ、髪を健康的に育ててくれます。魚は鉄分やビタミンなど、肌にもいい成分が入っているので、特におすすめです。

私たちの体は鉄分が不足すると、栄養を隅々まで運ぶより、免疫機能を上げる方に力を使います。栄養が髪へと行かなくなってしまうのです。

また、髪の毛にいい食べものといえば、わかめなどの海藻(かいそう)類が有名ですよね。海藻類には、ヨードという髪の成長を促す成分が入っています。

髪にいいからと言って、食べすぎもよくありません。食べ過ぎると脂質を多く取りすぎてしまい、頭皮から必要以上に皮脂が出てしまいます。

皮脂は乾燥を防いでくれる程度なら必要なのですが、多すぎると詰まりの原因になります。何を食べるにも、適切な量が大切です。

睡眠時間をしっかり取る

成長ホルモンは、体の成長だけでなく、髪にとっても大切なホルモンです。成長させるだけでなく、傷んだ髪の回復もしてくれます。

1日の中で成長ホルモンが1番出るのは、寝ているとき。特に午後22時~午前2時までの4時間がゴールデンタイムと呼ばれています。

しかし、午後22時までに寝るなんて難しい人も多いですよね。そんなときは、睡眠のリズムを保ちながら、自分に合った睡眠時間を確保しましょう。

自分に合った睡眠時間とは、眠ってから自然と目が覚めるまでの時間。目覚ましなどに起こされず、自然と目が覚めた時間が自分に合った睡眠時間なのです。

同じ時間に寝ることも大切なポイント。リズムに慣れてくると、時間に合わせて体が眠るモードに入ってくれます。自然と眠ることができますよ。

睡眠不足は肌荒れの原因になります。枕カバーも、頭皮が触れる場所なので清潔に保ってくださいね。

ストレスを少なくする

ストレスを受けると血管が細くなり、血流が悪くなってしまいます。血流が悪くなると髪へ栄養がいかず、成長させることができません。

また、ストレスによってホルモンバランスが崩れると、毛周期に悪い影響を与えます。肌にとってもストレスが大敵であることは、みなさんご存じですよね。

髪にとっていいストレス解消の方法は、入浴です!シャワーでなく、じっくり湯船につかることでストレス解消だけでなく、血行もよくなります。

体が温まると眠くなり、ゴールデンタイム内に眠ることもできそうです。

以上が頭皮の状態を整える方法でした。頭皮の状態を整えると髪に栄養がいきやすくなり、髪が伸びることにつながります。

くり返しになりますが、頭皮も肌の一部。肌荒れを防いだり血行をよくしたりと、頭皮を整えることは体にも嬉しいことなのです!

髪を伸ばそうとする方法は、自分の体も整えてくれますよ。意識するだけでも違うと思うので、自分の体が喜ぶことを意識してみてください。

 

 

まとめ

  • 髪の毛は1日0.3㎜、3ヶ月で3㎝伸びると言われている
  • 髪の毛が伸びるスピードには個人差がある
  • 髪が成長するサイクルを毛周期という
  • 古い髪が抜けてから3ヶ月後に、同じ毛穴から新しい髪が生まれる
  • 3ヶ月で髪の毛を伸ばすためには、頭皮の状態を整えるとよい
  • 頭皮の状態を整えるためには、適切なシャンプーやマッサージ、健康的な食事や生活リズムを意識することが大切

髪の毛は3ヶ月で3㎝伸びるのですが、より伸ばすためには、頭皮の調子を整えることが大切だとわかりました。

せっかく髪を切りに行って、自分の想像通りでないとショックですよね。長ければ切ることができますが、短いとすぐに伸ばすことはできません。

しかし、自分で髪にとっていいことを意識して、伸びやすい環境を作ることはできます!

頭皮は肌です。頭皮の状態がよくなることを意識すれば、目に見える部分の肌にもいい効果が期待できます。

髪だけでなく体にもいいことを意識して、髪が伸びやすい環境を整えてあげましょう!

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