子供への手紙の例文!上手に書くコツは?行事ごとに徹底解説! | 暮らしぷらす

子供への手紙の例文!上手に書くコツは?行事ごとに徹底解説!

子育て

子供が成長していくにつれ、人生の節目がやってきます。

入園式から成人式まで、さまざまな行事を乗り越えてどんどん成長する子供。

喜びを噛みしめる母親に待ち受ける試練は「地獄のラブレター」です!

子供の人生の節目では、園や学校で教育の一環として、親が子供への手紙を書く機会があるそうなんです。

ふだん文章を書き慣れていない親ほど、「何を書けば良いんだろう…」と頭を抱えてしまいますよね。

そんなあなたでも大丈夫、この記事を読めば子供への手紙を書く時のコツが理解できますよ。

子供への手紙の例文もいくつかご紹介していますので、ぜひ参考にして下さいね。

それでは、幼稚園〜中学生までの子供への手紙を、行事別にご紹介します。

 

 

子供への手紙の例文で幼稚園児の場合はどんな感じ?

幼稚園といえば、子供にとって初めて親以外の人と一緒に生活する機会ですよね。

社会へ一歩ふみ出した幼稚園の子供にはどんな言葉を贈ればいいのでしょうか?

ドキドキと不安でいっぱいの幼稚園の子供へ、手紙を書く時のコツをご紹介します。

 

①メッセージはひらがなで書く。

②「ありがとう」「だいすき」「おめでとう」といったシンプルで感情が伝わりやすい言葉を使う。

③できるようになったこと、好きなことや得意なことを褒める。

コツだけを頭で理解しても、実際に手紙をどう書けばいいのか分かりませんよね。

そこで、子供との関係や年齢別に例文をご紹介するので、ぜひ参考にしたり、アレンジしたりして下さいね♪

入園式の子供への手紙の例文

たくさんおともだちつくって、たくさんあそんで、すくすくせいちょうしてね。

〇〇だいすきママより

幼稚園年中の娘へ送る手紙の例文

いつもにこにこ〇〇ちゃん。

これからもおともだちやままとぱぱにたくさんえがおをみせてね。

いえでいつもおてつだいをしてくれてありがとう。

りっぱなおねえさんになってうれしいよ。

卒園の時に子供へ送る手紙の例文

そつえんおめでとう。

ぴかぴからんどせるたのしみだね。

べんきょうもあそびもいっしょうけんめいがんばっていろんなことにちょうせんしてね。

子供への手紙の例文で小学生の場合はどんな感じ?

子供が小学生になると、10歳を迎えた時に、人生のひとつの節目として祝う行事、「二分の一成人式」がやってきます。

「子供への手紙を書いて下さい」と学校から案内が来たら、何を書いたらいいのかと迷いますよね。

幼稚園の子供へ送る手紙は、シンプルに感情を伝えることが大事でしたが、小学生になると、それだけでは足りませんよね。

書く事が思いつかないとお悩みのあなたに、手紙を書く時のコツをいくつかご紹介します。

 

①祝いの言葉や、生まれてきた事への感謝の言葉を書く。

②妊娠中や出産後の出来事にふれる。

③これまでの成長をふり返って、印象に残っている出来事にふれる。

④子供の長所やできるようになったことを褒める。

⑤今の子供を見て思う事や、これからに向けて励ましの言葉を書く。

ここで一度、アルバムを開いて、これまでの子供の写真をみてみると良いかもしれません。

赤ちゃんの頃から現在まで、さまざまな思い出がよみがえるので、書くことがあふれ出てきますよ。

それでは実際に、子供への手紙を書くときに役立つ例文を2つご紹介します。

まずは「やんちゃな長男」へ贈る手紙の例文です。

やんちゃな長男へ贈る手紙の例文

○○、生まれてきてくれてありがとう。

あなたがお腹にいたとき、元気にお母さんのお腹をけってくれてとても嬉しかったです。

お父さんと「きっとやんちゃな子だね」と言って笑っていたものです。

小さなときはすぐに熱を出していたので、お父さんとよく病院へかけこみました。

病気がちで、お母さんはとても心配していましたが、幼稚園のときサッカーを始めてから体が強くなってきましたね。

今では体が弱かったことがうそのように元気いっぱいで、お母さんは安心しています。

4歳のときに妹が生まれ、いそがしいお母さんのかわりによく家のお手伝いをしてくれるようになりましたね。

りっぱなお兄ちゃんになってくれてありがとう。

妹ができて、さみしい思いをさせて、甘えさせてあげられなくてごめんね。

だけど、お母さんの初めての子供でもある〇〇くんは、お母さんにとってすごく特別です。

遊ぶことが大好きで、いつも放課後になると友達と集まってサッカーをしていますね。

サッカーと同じくらい、学校の勉強もがんばってくれたらお母さんはもっとうれしいな。

これからも、サッカーがんばってね。

〇〇くんの試合を見るのがお母さんの楽しみです。

続いては、甘えん坊の次女へ贈る手紙の例文です。

甘えん坊の次女へ贈る手紙の例文

○○ちゃん、二分の一成人式おめでとう。

小さかった〇〇ちゃんも、もう10歳。

〇〇ちゃんが生まれてきたとき、なかなか産声を上げてくれなくて、お母さんはとても心配しました。

だけどすぐにお母さんのうでの中で元気に泣いてくれて、すごくすごく嬉しかったです。

小さなときからあまり人見知りをしなかった〇〇ちゃん。

電車やバスのなかで知らない人ともニコニコ話していて、あなたの笑顔は周りのおじいちゃんやおばあちゃんを明るくしていましたね。

物怖じしないあなたを連れて外に出かけることが、お母さんはとても楽しかったです。

幼稚園に入ってからも、すぐにお友達に囲まれていた〇〇ちゃん。

お友達と人形遊びをしていて、うれしそうな〇〇ちゃんをみたり、お話を聞いたりする時間は、お母さんにとって宝物でした。

たまにお姉ちゃんとケンカして、落ちこんでいる時もあるよね。

だけどすぐに自分から謝りにいったり、仲直りすることができて、偉いと思っています。

素直なところが〇〇ちゃんの魅力なので、もっと長所をのばしてほしいと思っています。

10年後の〇〇ちゃんがとても楽しみです。

 

 

子供への手紙の例文で立志式を迎える中学生の場合は?

思春期に差し掛かかり、真剣に自分自身や将来と向き合い始める中学生。

複雑なお年頃で、どう接すればいいか戸惑っている親も多いのでは?

中学生になると、まずは立志式という大きな行事がやってきます。

保護者世代にはあまり馴染みがないのですが、数え年で15歳になる子供を祝い、明治時代の成人を祝う元服にちなんだ行事です。

立志式は、二分の一成人式より、大人になることを意識してもらうため、期待を込めて少し厳しい手紙を書かなくてはなりません。

大人の階段を上る中学生の子供への手紙は、どう書けば親の思いが伝わりやすいのでしょう?

それではさっそく、立志式を迎える子供への手紙で、参考になりそうなポイントをいくつか解説します。

 

①生まれてきたことへの感謝や、14歳の子供に何を思うかを書く。

②大人になる事を意識してもらう言葉や期待を書く。

③立志式を迎えたことへの祝いの言葉を書く。

あまり長文にすると、思春期で複雑な年頃の14歳の心には響きません。

シンプルに書くことや、説教じみた文章にならないよう心がけましょう。

では続いて、実際に子供へ送る手紙の例文を2つご紹介します。

立志式を迎える中学生へ送る手紙の例文①

〇〇、生まれてきてくれてありがとう。

〇〇がこれからどういった大人に成長してくれるのか、今からとても楽しみです。

今はまだ成長の途中で、あまり実感が湧かないかもしれませんが、もう大人になる通過点の年齢です。

少しずつ、自分の行動に責任を持てる大人になれるよう意識して下さいね。

あなたが今まで培った知識や経験は、あなたが困った時に必ず助けてくれます。

お母さんは〇〇の人生がより良いものになるため、いつでもサポートしますからね。

14歳を迎えることをお祝いします。

立志式を迎える中学生へ送る手紙の例文②

〇〇が生まれて14年が経ちました。

〇〇の心と体はまだ大人と子供の間ですが、昔の日本では、元服といって14歳の年齢でもう大人として認められていたのですよ。

時々大人っぽく見える〇〇をみて、成長してくれたことを嬉しく思う反面、ちょっぴりお母さんは寂しい気持ちになります。

大人になってからの時間は子供よりも長いです。

自分の理想を叶えるために、今何をすべきなのか良く考えて、大切に時間を過ごして下さいね。

 

 

子供への手紙の例文で卒業式を迎える中学生の場合は?

中学生の子供には人生の中でそう何度とない行事がもう一つあります。

義務教育の終えて、大人への入り口に立つ「卒業式」です。

子供本人も親も喜びでいっぱいですが、子供への手紙を贈ってもっと子供が喜んでくれたら、親としても嬉しいですよね。

高校生活が楽しみになるような、ハッピーな手紙を書くために、どんな内容の手紙を書けばいいのでしょうか?

参考になりそうなポイントをいくつか解説します。

 

①中学校の卒業式への祝いの言葉を書く。

②今までと比べて成長した事や子供の長所を褒める。

③中学生活で印象に残っている出来事にふれる。

④高校生活への期待や励ましの言葉を書く。

続いて子供への手紙の例文を3つご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

内気な一人息子へ贈る手紙の例文

小さなころは大人しくて引っ込み思案だった〇〇くん。

幼稚園では、他の友達を優先して、自分の意見を我慢する事が多かったですね。

だけど、人の話をよく聞く事ができるのは、〇〇くんの長所です。

人の話をたくさん聞くことで、〇〇くんは色々な価値観を受け入れられるようになったと思います。

数学が得意な〇〇くんは、将来医者になりたいと言っていましたね。

医者は色々な患者さんの気持ちに寄り添う仕事なので、〇〇くんの長所がきっと生かされると思います。

夢を追っている〇〇くんの姿はとても頼もしくて、お母さんの誇りです。

外でも素直に自分が思っていることを言葉にできるようになれば、もっと〇〇くんの魅力がみんなに伝わり、人生が素晴らしくなります。

高校生になると、環境が変わって大変なこともたくさんあるかと思います。

だけど、お母さんは全力でサポートするので、安心して進んで下さい。

〇〇、卒業おめでとう。

熱血な長男へ贈る手紙の例文

〇〇、卒業おめでとう。小学生のときの〇〇は、やんちゃですぐにお友達とケンカをしていましたね。

この子が大きくなったらどうなるんだろう?と心配していたものです。

そんなあなたが、中学生になってバスケ部に入り、最初は練習についていくのがやっとだったのに、キャプテンを務めるまで成長しましたね。

部活で後輩に厳しくも優しく接する姿や、体育祭で応援団長をしている姿をみて、立派に成長してくれたことを嬉しく思います。

妹のお世話もよくしてくれる〇〇くん。

中学1年生のとき、妹が同級生の男の子とケンカして泣いているのをみて、血相を変えてその男の子の家まで怒りに行ったこと、覚えていますか?

大切な人の事になると、周りがみえなくなる所がちょっと心配です。

面倒見が良くて優しくて、素敵なお兄ちゃんに育ってくれてありがとう。

高校生になったら部活や勉強がもっと忙しくなると思うけれど、どんなことにも真っ直ぐなあなたなら、きっと乗り越えられるはず。

お母さんはいつでもあなたを応援しています。

努力家で優しい次女へ贈る手紙の例文

〇〇が、こんなにも大きく成長してくれたこと、とても感謝しています。

コツコツと計画を立てて努力ができるのは、〇〇の長所です。

中学生に入って吹奏楽部に入部して、毎日朝はやくから大きなトランペットを抱えて学校に行って、練習に励んでいましたね。

コンクールで入賞する姿。堂々と演奏する姿。後輩に優しく接する姿。

頑張り屋の〇〇の姿にお母さんはいつも心打たれました。

〇〇は、日々の努力を重ねることで、いつも大きな結果を出すことができますね。

これから高校生になって、勉強、人間関係、環境が大きく変わり、たくさんの困難があなたを待ち受けているかもしれません。

だけど、頭の良い〇〇なら、自分の頭で考えてどんなピンチでも切り抜けられます。

これからも、どんどん成長するあなたを、お母さんはずっと見守っています。

 

 

まとめ

  • 子供への手紙は、例文をアレンジすれば簡単に書ける
  • 子供への手紙は、例文のように子供との関係に合わせて書き分ける
  • 子供への手紙は、行事別に書く意図を理解する
  • 子供への手紙は、子供の年齢に合わせた言葉遣いを心がける
  • 子供への手紙に書く内容は、子供との思い出を参考にする
  • 子供への手紙に書く内容は、子供を長所をたくさん褒めて、成長を祝う
  • 子供への手紙に書く内容は、子供に今後どうなってほしいか期待をこめる
  • 子供への手紙に書く内容は、大人の階段を少しずつ上がる子供の背中を押してあげる

子供への手紙の書き方のコツや、参考になりそうな手紙の例文は見つかりましたか?

手紙の例文をちょこっとアレンジするだけで、簡単に書けるのでぜひ使って見て下さい。

とはいえ、いつも顔を合わせている子供への手紙を書くのは、なんだか気恥ずかしいですよね。

でも滅多にないこの機会を使って、日頃は口に出せない思いを子供にプレゼントしてあげましょう♪

子供への手紙を贈ることで、もっともっと親子の絆が強く深くなりますように。

コメント

タイトルとURLをコピーしました