皆さんは、最近話題の「モルカー」をご存知ですか?
モルカーとは、「モルモットが車になった世界」が舞台になっている、3分間のショートアニメです。
- クリクリのおめめが可愛くて癒される
- 思わず触りたくなるフワフワ感がたまらない
- 思わず大人も見入ってしまうストーリーで気づいたら子供よりハマっていた
など、子供だけでなく大人からも絶大な人気を誇っているんです♪
あのモフモフとした愛らしいモルカー達、ずっと見ていると作り方が気になってきませんか?
今回は初心者でも簡単にできるモルカーの作り方を紹介します。
私も観ていたら気になって、実際にモルカー作りに挑戦してみました(笑)
作り方のポイントと、アドバイスなども紹介しているのでぜひ最後まで読んでみて下さい!
モルカーの作り方は初心者でも超簡単って本当?
「モルカーをまだ知らない!」という人は、この記事を読む前にモルカーの公式サイトを観てみましょう!
そこでは、モルカーの第一話が無料で観られるようになっています♪
1度観ると、モルカーを作る時に完成形がイメージしやすいのでオススメです。
モルカーはどのキャラクターも、ベースは同じような形をしています。
その為、一度作り方を覚えてしまえば、どのキャラクターにもアレンジが効き、初心者でも作りやすいのです。
モルカーにはどんなキャラがいるの?
モルカーには、よく登場するメインキャラが5体(5匹?)います。
SNSの投稿を見てみると、大体この5つから選んで作っている人が多いようでした。
この5つのキャラは、比較的作り方も簡単で、初心者にも挑戦しやすそうです。
- 主人公のんびりやのポテト
- 臆病だけど心優しいシロモ
- 真面目で好奇心旺盛なアビー
- きれいでおしゃれ好きなチョコ
- おてんばで怖いもの知らずのテディ
それぞれ色や、身に付けているアクセサリーに個性があってとっても可愛いんですよ♪
これ以外にも、消防車やパトカーなど、様々な車をイメージして作られたモルカーがたくさんいますが、作るとなると初心者には少し難しそうです。
作り方の簡単なキャラから初めて、徐々に他のキャラに挑戦していくのが良さそうです。
モルカーって何から出来ているの?
モルカー達のあのフワフワとした可愛い身体は、「羊毛フェルト」から出来ています。
羊毛フェルトとは、その名の通り羊の毛を糸のようにしてまとめた手芸素材のことです。
これは、そのまま手で丸めただけでは、繊維がほどけて上手くまとまりません。
しかし、専用の針(ニードル)で刺すことで、硬く、ぬいぐるみのように成形することが出来るんです。
プスプスと刺していくだけの簡単な作業なので、初心者でも挑戦しやすい趣味として始める方も増えているようです。
SNSで「羊毛フェルト」と検索してみると、カワイイ動物から、リアルすぎる芸能人の顔など様々な作品が見られるのでぜひ見てみてください。
モルカーの作り方を知る前に材料を集めよう!
今回私は、モルカーの主人公「ポテト」作りに挑戦してみました!
数あるモルカー達の中でも、ポテトはダイソーで材料を揃えることが出来るので、初めて作る人にはオススメのキャラクターです。
この作り方を覚えれば、他のモルカー達を作る時にも代用することが出来ますよ!
- 羊毛フェルト用スターターセット
- 目打ち
- 羊毛フェルト(ブラウンアソート)
- 羊毛フェルト(シトラスアソート)
- 羊毛フェルト(チェリーアソート)
- 手芸用の目パーツ(サシ目)
- ボンド
- ハサミ
目のパーツだけ、ダイソーでは気に入ったものが無かったので、手芸屋さんで購入しました。(12個入りで200円程度でした)
ダイソーの手芸コーナーは、羊毛フェルト専用のコーナーが設置されるほど、品揃えが充実していました!
作り方も簡単だし、趣味として始めている方も意外と多いんですね♪
万が一探している材料が見つからない時は、店舗によっては商品の取り寄せもしてくれるみたいなので、お店の人に相談してみて下さい。
では、実際にポテトの作り方をみていきましょう!
モルカーの作り方をダイソー商品で再現してみた
材料が揃ったら、いよいよモルカーのポテト作りに挑戦です!
総制作時間は大体3時間程度でした。(私は録画したドラマを見ながらやったのでプラス2時間)
休憩を挟みながら、無理のないように進めてくださいね♪
最後の方に、私が実際に作ってみて発見した作り方のポイントも書いています。気になる方は、一度最後まで読んでみてから作り始めて下さい!
本体
作りたいよりも約2倍大きくキルト芯を取り、手のひらで適当に丸めます。
刺していくうちにだんだん小さくなってしまうので、キルト芯は大きめに取るのがポイントです。
次に、「羊毛フェルト用スターターセット」に入っているマットを敷いて、形を整えながらニードルでプスプスと刺していきます。
ここでは完璧に刺さなくても、丸めたキルト芯がほどけない程度に軽めに刺すくらいの気持ちで大丈夫です。
スターターセットにはニードルも入っているので、今回はそちらを使いました!
「刺していくうちにニードルが折れる」という声もありました。
私は最後まで問題なく使えましたが、心配な方はダイソーで替えのニードルも購入しておいても良いと思います。
整えたキルト芯の上から白のフェルトをかぶせ、手で丸めて形を整えながら、さらに刺していきます。
モルカーの動画や画像を参考にしながら、身体の形を作っていきましょう!
顔の部分は、正面から見た時に桃のような形になるように作ります。
鼻になる部分には少し羊毛フェルトを追加して、ぷっくりさせると可愛く仕上がります♪
ボディの模様付け
オレンジの羊毛フェルトを適量取り、「目の周り」と「お尻」に模様を入れていきます。
軽く羊毛フェルトを置いてみて、位置が決まったらニードルでプスプスと刺していきます。
刺してみて、足りない部分に羊毛フェルトを追加しながらバランスをとっていきましょう!
色付けをするとオレンジと白の境目が不自然になってくるので、白の羊毛フェルトを少しずつ足してぼかしていくと改善されました!横から見るとこんな感じです。
力が入るので形がいびつになりますが、手でモミモミすると戻りますよ。
口と鼻
白の羊毛フェルトを、平たい楕円の形に整えます。
その上からピンクの羊毛フェルトを重ねて、ニードルで刺して形を整えていきます。
これが下あごのパーツになります。モルカー本体にニードルで指しながら取り付けていきます。
白い羊毛フェルトを、接続部分に少しずつ足しながら付けると上手くいきました!
正面から見た時に、ピンクの部分がチラッと見えればOKです♪
鼻は、濃い茶色の羊毛フェルトを指でこよって細い糸状にしたものを使います。
鼻の下から「Y」の形になるように、刺しながら取り付けます。
今回は茶色のフェルトが太すぎて、鼻穴が大きくなってしまいました(笑)
皆さんが作る時は、細めになるように作って下さいね!
耳
茶色の羊毛フェルトを、平べったく耳の形にして、ニードルで指しながら形を整えます。
後で整えるので、多少毛羽立っていても全然問題ありません。
耳を作る時は、ちょっと大きいスイカのタネをイメージして作ってみて下さい♪
出来上がった耳を、モルカー本体にニードルで刺してくっつけます。
ググッと奥まで差し込むようにすると、上手くくっつきますよ!
タイヤ
ピンクの羊毛フェルトを丸めて、ニードルでタイヤの形に整えます。
続いて、黄色の羊毛フェルトを使って、タイヤのホイールを作ります。
タイヤとホイールのパーツを重ねて、ニードルで刺してくっつけます。
これと同じものを4つ作れば、タイヤの完成です♪
完成したら、本体にニードルで指しながらくっつけていきます。
くっつきにくい時は、接続部分に羊毛フェルトを足しながらくっつけると良いですよ♪
窓
薄いピンクの羊毛フェルトを取って、窓の形を作りながらモルカー本体に差し込んでいきます。
今回私は、モルカーのおでこを狭めに作ってしまったので、窓のバランスが悪くなってしまいました。
窓がないとただのモルモットになってしまうので、モルカーにとっては意外と結構重要なパーツです!
正面と左右の窓に加え、後ろにも窓があるので忘れずに作って下さい。
「モルカー後ろ姿」と検索すると、確認できるので参考にしてみて下さい。
目
目のパーツは、縫い付けるボタンタイプや、シールで貼るタイプなど色々ありますが、差し込んで使う「サシ目」と呼ばれるパーツを使います。
サシ目は、大小さまざまな大きさが販売されていて、どのサイズを買うか悩みました。
とりあえず適当な大きさを購入して、それに合わせたサイズのモルカーを作っていくのが良いと思います。
取り付けるときは、目打ちで穴を開けてサシ目を押し込みます。(少しかわいそうな画像になってしまってすみません泣)
しかし、思うように奥まで入らず、簡単そうに見えて意外に難しい作業でした。
差し込むだけではどうしても目が浮いてきてしまうので、位置が決まったらボンドを使って固定します。
目打ちを何回かに分けて刺し込み、サシ目の芯より少し広めに穴を作るとやりやすかったです。
もしも穴の位置を間違えてしまったら、同じ色の羊毛フェルトを刺して穴を塞ぐことが出来るので心配いりません♪
目を付けると、一気に表情が出来て可愛さがアップしました!
サシ目がないときは、黒の羊毛フェルトを丸めたものや、プラスチック粘土でも代用できます。どちらもダイソーで購入できますよ♪
仕上げのトリミング
最後に、毛羽立っている表面の毛をハサミでカットしていきます。
愛犬をトリミングしている感覚でチョキチョキと切ってあげてください♪
先ほど作った耳も、ここで毛並みを整えていきます。
大きなハサミで切りにくい時は、手芸用のハサミや、無ければ眉毛用の小さいハサミできると楽に出来ました!
完成
デデンッ!ついに手作りポテトが完成しました!
「若干目のパーツが大きすぎたかな?」と思いましたが、それもご愛嬌です(笑)
下あごとほっぺを盛りすぎて、しゃくれ気味のポテトになっちゃいました♪
やってみて分かったことは、最初から完璧に作ろうとしないこと!
適当になんとなく形を作ってから、フェルトを足して軌道修正していく方が上手く作れました。
途中で変な形になってしまっても、手で「ギュッギュ」と押せば、何度でも形を整えられるので大丈夫です。
作り方自体はとっても簡単ですが、本物そっくりにバランスよく作るには少々修行が必要そうです。
でも、初心者でもダイソーの素材だけで十分可愛く作れました!
- 思いのほかさすと縮むので、最初のキルト芯は大きめに取ると良い!
- 窓の取り付けも考えて顔の大きさを決めること
- 下あごは薄めに作った方が可愛い
モルカーの作り方はキットを使えばさらに簡単!
今回はダイソーの商品を使ったモルカーの作り方を紹介しましたが、「もっと簡単に作りたい!」という人はキットを使うのもオススメです。
ダイソーで素材集めをした時に、なかなか欲しい色のフェルトがなくて、何店舗も回ってやっと見つけました。
キットは欲しい色が揃っているし、ネットでポチればすぐに手に入るので簡単ですね♪
特にポテト意外のモルカー達は色味や作り方が複雑なものも多いので、キットに頼るのが良いかもしれません。
作り方の説明書が入っているのも、初心者にとってはありがたいですよね♪
ネットでモルカーの手作りキットを検索すると、ポテト、シロモ、チョコ、テディの4種類のキャラクターが見つかりました!
値段はひとつあたり、大体1000円前後ですが、ニードルはセットになっていませんでした。
先ほど紹介した、ダイソーの「羊毛フェルト用スターターセット」や、通販でも400円程度でキットが販売されているのでそちらを使ってください♪
まとめ
- モルカーは公式サイトで第1話が観れるので、作るときの参考にすることが出来る
- みんながよく作っているのは、ポテト、シロモ、アビー、チョコ、テディの5匹
- モルカーは羊毛フェルトからできている
- 初めて作るなら、材料はダイソーで揃えることができる
- モルカーの作り方は簡単なので初心者でも挑戦しやすい
- キットを使えば材料が全て揃っているので簡単に出来る
今回は羊毛フェルト初心者の私が、モルカーのポテト作りに挑戦してみました!
作り方は一度感覚を掴んでしまえばとっても簡単で、不器用な私でも楽しく作ることが出来ました!
針で刺すだけの簡単作業なので、子供と一緒に作ってみても楽しいと思います!
針が細くて鋭いので、指を刺してしまわないようによく注意してくださいね!
今回紹介した作り方を参考にして、皆さんも自分だけのオリジナルモルカー作りに挑戦してみてください♪
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