おしゃれな家にはウッドブラインドがあり、最近ではインテリアに取り入れる方が多くて「いつかはウッドブラインドにしたい!」と、憧れちゃいますよね!
実は私もそのひとりでした!憧れのマイホーム!雑誌やインスタグラムでよく見る、私好みの素敵な空間にしたい!
ウッドブラインドは上まであげれば、カーテンにはないすっきりした部屋にみえる!
しかし、ウッドブラインドにして後悔してしまった点!ウッドブラインドを取り入れる前に知っておきたかった、後悔ポイントをお教えしたいと思います。
これをみて、ウッドブラインドを取り入れて、後悔しない生活をしてほしいと思います。
ウッドブラインドにして後悔したポイント
ウッドブラインドの操作に手間がかかる
カーテンを開けるときは、中央から端へ向かって移動させるだけですぐに開閉できますよね。とても簡単にできるし、故障しにくいこともメリットです。
ウッドブラインドはスラット(羽)を上げる時に、コードを引く操作が必要です。
カーテンはシャーっとできますが、ブラインドはググググっと少し力を入れてコードを引っ張る必要があります。
巻き上げ作業が朝夕2回くらいなら、それほど面倒に感じないと思うのですが、1日のうちに何度もスラットを上げ下げする場合にはカーテンのほうが便利です。
私の家はリビングの窓から繋がったウッドデッキがあり、この窓にウッドブラインドを取り付けています。
そのため、子供たちが頻繁にウッドデッキで遊ぶので、巻き上げる回数も多く少々手間を感じています。
ウッドブラインドはアルミブラインドに比べて操作が重いことです。
スラットに厚みがあり、天然木などを素材に使用しているため、アルミブラインドと比べると製品重量は2倍~3倍ほど違います。
遮光性・断熱性はやや劣る
- 寝室に取り付けるから、朝日が入ってこないカーテンがいい
- 窓からの空気の侵入・流出を抑えて節電したい
このような考えの方は、ウッドブラインドは不向きかもしれません。
もちろん、ウッドブラインドもスラットを閉じた状態で使用すれば、光や空気の出入りをカットできます。
しかし、スラットとスラットの間にわずかな隙間があるので、1枚の生地で仕立てたカーテンほどの効果は得られません。
スラットの掃除が大変
カーテンなら外して洗濯やクリーニングに出すなど、そんなに掃除の手間はかからないですよね。
しかし、ウッドブラインドはスラットにほこりがたまるので、1枚1枚拭かないといけません。
「ほこりなら払えばそんなに手間はかからないのでは⁈」とお思いになるかもしれません。
しかし、窓に取り付けるので窓を開けると気づかないほどの花粉や砂ぼこりがスラットに溜まっているのです。
なので、雑巾などで拭き取らないといけないのです。これが地味に大変で、ウッドブラインドを取り付けた箇所が多いほど時間がかかってしまいます。
ウッドブラインドで後悔しないための対処法
上記にあげた、ウッドブラインドにして後悔したポイントの対処法をお教えします。
ウッドブラインドの操作に手間がかかる
ウッドブラインドは、重量感があります。大きい窓に取り付ける場合などは1枚のものにせず、分割して取り付けるという方法もひとつの対処法です。
分割して取り付けておくと、巻き上げ作業もラクになります。出入りの際には1部分のブラインドのみを開閉すればよく、利便性も高まります。
最近では、重量を軽減したものや、電動式のものも販売されるようになっているので、検討するのもいいでしょう。
ウッドブラインドの重量は様々あるので購入する前に、お店で巻き上げ作業のチェックができればして下さい。
ウッドブラインドはアルミブラインドに比べて操作が重いことです。
スラットに厚みがあり、天然木などを素材に使用しているため、アルミブラインドと比べると製品重量は2倍~3倍ほど違います。
ギアが内蔵されている操作方法なら、少ない力で操作することができるよう改良されています。
大きいサイズを購入される際はループ式やチェーン式などの操作方法がおすすめです。
遮光性と断熱性はやや劣る
遮光性が気になる方は、ウッドブラインドと薄手のレースカーテンを併用することもあります。
例えば、洋室の場合窓側にレースカーテンを取りつけて、部屋側にウッドブラインドを取り付けます。
このように、レースカーテンとウッドブラインドを二重付けするのです。
ウッドブラインドだけでもおしゃれですが、レースカーテンを重ねるのもおしゃれできれいですよね。
スラットの掃除が大変
ウッドブラインドを払ったり拭いたりする場合は、いらいない布や手袋や軍手、ストッキングなどを使うといいでしょう。
もちろん、ハンディモップなどを使ってもいいです。
ハンディモップを使う場合は、スラット(羽)の隙間に入りやすい細かいタイプや小さめのタイプを使うと良いでしょう。
不要な手袋や軍手は、手にはめます。はめた状態でウッドブラインドのスラットをなでると、それだけで拭いたことになります。
ほこりもよくとれます。軍手は滑り止めがついてないタイプや、裏表反対に使うことをおすすめします。
ウッドブラインドの後悔しない取り付け方
縦型か横型かを決めよう
ウッドブラインドはベネシャンブラインド(横型)が一般的ですが、バーチカル(縦型)ブラインドもあります。
「遮光性」や「風通し」が違うため、その点を踏まえて選ぶ必要があります。
目安として、朝日や西日が気になる窓は、光を調節しやすい横型を、天井から吊るすスペースのある大きな窓や、部屋を広く見せたいときには縦型がおすすめです。
横型はカラーバリエーションが豊富で狭い窓にも使えますが、縦型は色やサイズ展開が少なく、シャープなインテリアや大きな窓に使われることが多いです。
スラット幅を決めよう
同じ色やデザインのブラインドであっても、スラット(羽)の幅の違いで印象や使い勝手が変わります。25㎜幅は一番多く使われているタイプです。
スラットを全開にすると、角度によっては室内が見えてしまうので注意が必要です。15㎜幅は25㎜よりも繊細な印象を与えます。
スラットの枚数が多くなるで目隠し効果は高いですが、掃除に手間がかかるので面倒に感じる方もいるかもしれません。50㎜幅は重量感や高級感がでます。
取り付け方
取付方法は「天井付け」か「正面付け」のどちらかです。決め方は好みで選べますが、窓によっては取り付けられない場合もあります。
- 天井付け
天井付けは窓枠内にスッポリと収めます。すっきりとしてみえますが、光漏れが気になるという方もいます。
ドライバーが打ち込めないため窓枠が金属素材の場合と奥行きが5㎝以下だと、天井付けができません。
- 正面付け
正面付けは窓枠の外側に取り付けます。窓の木枠に取り付ける場合と、窓枠の上の壁に取り付ける場合との2種類があります。
正面付けは窓枠全部を覆うことができるので光漏れが少なくなります。窓枠周辺にエアコンや家具などがあると、障害物となる可能性もあるので注意が必要です。
壁が石膏ボードの場合は取り付けられません。正面付けの場合は、設置した面の壁で数㎏の重さのあるウッドブラインドを支えます。
そのため壁がしっかりとした木材でなければ、外れてしまいます。壁の下地がどんな素材なのか事前にチェックしましょう。
まとめ
- ウッドブラインドは昇降操作に手間がかかる
- 遮光性・断熱性が劣る
- スラット(羽)の掃除が大変
朝日が気になる寝室は遮光カーテンにする!など、部屋によってウッドブラインドかカーテンかを使い分けるのも一つの手ですよね。
あなたやご家族の性格や、ライフスタイルを振り返ってみましょう。上記にあげたウッドブラインドにして後悔したポイントが気にならない人も多いと思います。
何にでもメリット・デメリットはあると思います。
ウッドブラインドの後悔ポイントを抑えておくことで、「思っていたほど気にならなかった!」と思ってくれたらうれしいです。
ウッドブラインドは見た目が良いだけではなく、暮らしに寄り添ってくれるブラインドです。事前に使用した際の使用感をイメージしてみてはいかがでしょうか?
コメント